4月末から5月前半の開発テストを振り返ってみます。
まずは青物。
バックアッパー95ⅡにPE2号のパワーフィネススタイルの追求を継続。
ヒラマサ、ワラサ~ブリと順調にテストが進みました。
ララペン150Fをメインに海況とベイトサイズに合わせて125Fと165Fに臨機応変に対応。
PE2号、ドラグ4キロ設定ですが柔軟なバックアッパー95Ⅱでのファイトではロッドの特性上魚が大きく暴れない為、ほとんど走らせずに獲る事が可能です。
9キロのヒラマサでも4~5mくらいしか走りませんでした。
バックアッパー95Ⅱは6月下旬に発売予定です。
開発中のロックショア青物専用シングルフックですが、来年春の発売を目指し、引き続きテストを継続していきます。
悪天候下のラトルモデルの有効性の検証。
大雨の中、頑張ってみました。
ぶっ飛び君95S、かっ飛び棒130BRと、ラトルモデルでこの後も順調に釣れ続き良いテストになりましたが、カメラの限界でこの後の画像はございません。。。
防水カメラにも限界という物があるらしく死亡致しました。
ノーマルの基本性能があってこその釣果ではありますが、ラトルが魚を引き付ける一要素となっているのは間違いありません。
オールウェイク107ハイパーフュージョンも進化を続けております。
オールウェイク110スーパーマルチのテスト。
105マルチの基本性能をそのままロングレングス化したモデル。
口で言うのは簡単ですが、これが本当に難しい事です。
開発に携わった事がある方であれば誰もが分かると思いますが、出しきれずに妥協して終わるパターンがほとんどでしょう。
10.5から11.0への7インチアップの壁は凄まじく高く、長くなればなるほど理想のバランスの実現は難しくなる。
高弾性を混ぜ込めばバランスは簡単に出せるでしょうが、それは強度低下を招く為、極力避けたい。
オールウェイクである以上、中弾性メイン構成で組み上げる必要があります。だから尚更ハードルが高い。
しかし、現段階で80%程度の完成度まで漕ぎ着けました。
もう理想を完成させる為の構成は見えているので、後は先へ進むだけです。
110スーパーマルチは105マルチよりも更にサーフゲームに重点を置き開発に取り組んでいますが、磯からのヒラスズキやマルスズキ、真鯛や青物も獲れる事が大前提です。
テストではベビーロウディー95Sで高い足場からのヒラスズキ攻略&抜き上げ。
プチボンバー70Sのパワーフィネススタイルでランカーヒラスズキの完全制御とテストは順調に進んでおります。
飛びキング105HSのフックに関して。
ヒラスズキゲームの強風下では唯一無二の性能を発揮する飛びキング105HSですが、テールフック一本ですとフッキング率が低くバラシやすいです。
巻きではなく、風や流れのドリフトを絡めた攻略を考える場合は画像のようにフロントにアシストフックを一本装着する事でフッキング率が大幅にアップ致します。
ヒラスズキ攻略の際は基本的にドリフトがメインとなりますので最初からアシストフックを装着するべきだと思います。
飛びキング105HSを始め、ジャンプライズルアー各種に対応するショア専用シングルフックですが、11月頃の発売を考えております。
久しぶりに妻と釣行。
オールウェイク107ハイパーフュージョンを使わせてみましたが、良い感じでヒラスズキを釣っていました。
横で見ていましたが、女性の運動能力でも十分に使いこなせる性能を持ち合わせているように感じます。
サーフェスウィング95F、プチボンバー70Sで数本のヒラスズキをキャッチ。
私もオールウェイク107ハイパーフュージョンでランカーヒラスズキをキャッチ。
プチボンバー70Sは本当に強いです。
まだまだテストは続きます。
キハダが近くまで来たら春のテストは終了してキハダに専念します(笑)
※インスタグラムの方では一足先にフィールドテスト含めた情報を公開しております。
jumprize_inoue_official
よろしければ見てくださいね。