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Channel: 井上友樹のJUMPRIZE日記
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今回の台風はやばい。

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今回の台風ですが、関東直撃。

本当に半端じゃない事になっています。

ここまで酷いとは予想していませんでした。


今は少し落ち着きだし待機中。ブログを書く余裕が出来ましたが、昼からの2時間近くはやばかった・・・。


最大風速50mとニュースで言っていましたが、本当にそんな感じでした。

風表面にあった軽く200キロ以上ある弊社の倉庫が吹き飛び破壊、大雨に撃たれながらなんとかロープで道路に飛び出す前に繋ぎ留めました。しんどかった。


新事務所前の仮設トイレ、周辺に建築中の家の前にある仮設トイレもなぎ倒され、近所の工事現場の看板も複数吹っ飛んでいきました。


直撃したら確実に命を落とすような危険な物が暴風の影響で平気で飛んでいます。


周辺の大木が折れて道路を塞いで通行止めになっていると聞きましたし、河川氾濫のおそれがいたる所であります。


房総に住んで14年が経ちますが、こんなの初めて経験しました。


暴風域に住んでいる皆様は外出は控えてください。


突風に飛ばされて身体持っていかれたのは初めての経験で恐怖すら覚えました。



こちらもまだまだ危険な暴風レベル。でもここから更に怖いのは大雨による災害と氾濫です。

危険な台風はゆっくり北上しています。これから暴風域に入る皆様、本当に軽く考えずに最大限注意をして気を付けてください。




台風の爪痕・・・。

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台風の進路の右側は危険半円と呼ばれ、中心や左側に比べて被害が大きいとされる。

今回、外房はその右側に当たったからとにかく大きい被害が出てしまった。


瞬間最大風速45mと公開されていたが、ピーク時の突風はそんなものじゃないと感じた。

おそらく50mは軽く越えていたはず。


いつも利用する最寄りのセルフガソリンスタンドの屋根が崩れ落ちて倒壊した・・・。

国道沿いの料理屋さんがぶっ飛んで完全に倒壊・・・。

屋根が吹き飛んでしまった家が何件もある・・・。


海の監視塔がこなごなに崩れ落ち破壊・・・。

仲良しのお隣さんの車は物が飛んできて車のガラスを突き破り使用不能・・・。

最寄りのコンビニも浸水被害で営業再開の目処が立たない・・・。


近くのビニールハウスは跡形もなく吹き飛んで何もない・・・。


いや、本当に参った。

ここまで被害が大きくなるとはみんな思ってなかったはず。


雨が降ってきたけどここから近所の皆さんと協力して後片付けです。

身近な所で死者は出なかったのがせめてもの救い。


このエリアの全員が台風前に備えてしっかり準備する重要性を学んだ今回の台風でした。





新製品受注について。

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本日、ツネミ受注会が開催されていますが、最終的に前日判断でジャンプライズは今回出展を見合わせました。


前回の台風で受けた被害が完全に回復していない状態での今回の台風の接近。

壊れた倉庫の修復も終わっていない状態なのと新事務所前の様々な部材が再び飛ぶおそれがある為、警戒態勢を取りました。


前回の台風の被害があまりに大きかった為、かなり警戒しましたが今回はだいぶ反れた影響か正直たいした被害はなさそうです。一安心。


今回の受注会から受注を開始する予定だった商品に関してですが、9月に入ってから各ショップ様にFAXを流させて頂きます。



1.オールウェイク108モンスターバトル(11月下旬完成予定)


2.サーフェスウィング95F外洋使用SP(11月下旬予定)


3.レギュラー商品の追加受注





宜しくお願い致します。

例の問題・・・(笑)

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現在オールウェイク108モンスターバトルの最終調整でバタバタしています。

最終的な角度ごとによる破断強度チェック、私が普段使用する事のないライン号数での糸抜け性能等。

GOサイン後、順調に生産が進めば11月下旬頃に発売できる見通しです。

 

さて、その最終調整中に大変な事が・・・。。

 

先日ブログにも書いた韓国人が海外でジャンプライズの商標を取ろうとしている問題。

その後、一向に相手が引く様子が見られないので動かなければいけなくなりました。

 

私がジャンプライズ代表として出演した雑誌を過去5年間に遡り、全てをPDFファイルにして提出。とんでもない数です・・・。

 

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この他にDVDを始めとした映像系の物も全てまとめて提出。

 

設立以来、5年間に亘るイベント実績やルアーの総売り上げ数などなど。

ここまでざっと4日間・・・。まだ時間が必要です。

妻の昌子もてんてこ舞い。

 

本当に無駄な時間を返してほしい。

秋のベストシーズンに向けて真剣に開発だけに専念したいのに、こんな意味のない事に時間を使わなければいけないのが腹立たしくて仕方ない・・・。

 

ジャンプライズだけでなく、依頼を受けている他社の開発にも大きく影響しています。

基本バカなので途中イライラ度がMAXに到達し、サンドバックをパンチングマシン300キロレベルの勢いで本気でパンチしたら手首痛めた(笑)

 

よし♪ブログに書いたら少しストレス発散出来た(笑)

引き続き頑張ります。

 

話は戻ってオールウェイク108モンスターバトルですが、様々な角度で数値をチェック。

0度、30度、45度、60度、90度。

全ての角度で私の定めた基準値をクリア音譜

 

使用感や現場での強度レベルは5月末の段階で100%満足出来るレベルに到達していました。魚も各地で内容濃く相当数を獲ってきました。

105マルチに続き、最高の竿が完成しました♪

 

こちらの詳細も商標問題の仕事が片付き次第アップしていきま~すニコニコ

 

あ~マジめんどくせ~・・・(笑)

 

 

お久しぶりです♪

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ブログを更新しないので皆様から心配の声を多く頂いてしまいました(笑)

すみません。。元気すぎるほど元気です(笑)

 

雨の日、風の日は10月からのベストシーズンに備えて開発業務に没頭しておりました。

凪の日はほとんど毎日キハダ行ってました(笑)

 

秋に向けて進行中の様々なアイテムの開発を更に進めたり、頭の中に浮かんだ新しい案に果たして現実味があるのか試行錯誤したり。

今は言えないし、テスターにも言えないけど凄い物が出来そうで先が見えて喜んでは壁にぶつかり落ち込んだり(笑)

マシンとCADと毎日戯れていましたイラッ

 

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まずはオールウェイク108モンスターバトル!!

ついに完成しました。

最終スペックは近日中に発表致します。

11月後半の発売に向けて生産を開始致しました。

受注は9月末から承ります。

 

 

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お問い合わせが非常に多いポポペン90!!

こちらも最終段階へ進んでいます。

2年以上前から当ブログでも公開してきた通り本当に素晴らしい実績を叩き出してきたポポペン90がついに来春デビューします。

春の爆釣シーズンに使って頂きたいので発売は2月末を予定しております。

外洋のシーバスゲームからショア青物ゲームまでをターゲットに見据え、拘りに拘りぬいてきました。

 

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仮称プチボンバー70。

凄い勢いで開発が進んでいます。

もう90%理想に近づいています。

既に金型も完成させました。

あとは今年の秋から来年の春までみっちりテスト。

満足いく結果が残せれば発売します。

この性能はまさに反則兵器・・・(笑)

 

あとまだまだたくさんありますが、他の部分はまだ公開しません。

簡単に真似できるものではないと分かっていますが、韓国の件もあったし、他にも色々あるので今後は念の為にある程度完成したものしか掲載しない事にします。

 

9月いっぱいまでは開発に没頭月間として頑張りを継続。

10月からはショアを舞台に様々なエリアを飛びまわる予定です。

釣りだけしてたら開発は進まないわけで、この二ヶ月はショアゲームは封印して開発を徹底した訳です。

 

ショアゲームを封印??大嘘(笑)

本音はこの時期はキハダに専念したかったわけですゲラゲラ

 

キハダにショアに釣りばかりやっていたら開発は一向に進まない。

だからこの時期は一番やりたいキハダだけに絞って他の釣りをする時間を全て開発に当てたというのが本音ゲホゲホ

 

おかげで開発は頗る順調。

キハダもいっぱい釣れました爆笑

 

 

 

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20キロ~60キロサイズまでボチボチそれなりに釣れましたニコニコ

良い日は7本なんて日もあったな。

 

キハダゲームは仕事ではなくて大好きな遊びだと捉えていますが、シーズン中に40日も50日も海に浮かんで自分で操船して自分の目で海を見て自分で釣りをしていれば、本当に多くの事を学べます。

一般的に常識とされているパターンとは全く異なるアプローチでキハダが釣れる事も分かった。知識もどんどん増えた。

 

ブログを書いている今日も40キロ級のキハダと対決してきました。

 

今年もショアBIGゲームロッドとして開発中のバックアッパー98/3と98/4で全て獲ってきましたが、こんなテストはショアからは不可能に近いと思う。ショアからだけでなく、オフショアでキハダの引きにも全然真っ向勝負出来るロッドだと嘘偽りなく胸を張って言えるのも大きい。

バックアッパーの98/3は来春に発売しようかと考えています。

 

しかし今年のキハダはスレ掛かりが多かったな。

ロッドテストとしては引きが倍増するからいいけど、後味悪いね・・・。

だからスレキハダの写真は撮らない真顔

 

 

ちなみにボウリングも順調です。

毎週50ゲームは投げていますゲラゲラ

随分成長しましたガーン

 

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ドリルしてもらう為にわざわざ神奈川まで通っています。

日坂プロショップのスーパードリラーの榎本さんに面倒見てもらっています。

 

スコアを狙う丁寧なボウリングはやめました。

なんか自分らしくない。

迫力あるボウリングを目指した方が絶対に楽しい。

今は急角度で曲げ込むクランカー。アベレージは一旦落ちたけど、球質は格段にアップしました。今は楽しくて仕方ない。

 

 

まぁこんな感じで毎日頑張っています(笑)

 

10月に入ったら今まで通り定期的にブログ更新していきます。

もうちょい開発とキハダに没頭させてください(笑)

 

 

イベント♪&色々長~いブログです(笑)

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本題の前に余談(笑)

実はワタクシ右足に爆弾を抱えている。
だいたい二ヶ月に一回くらいの頻度で炎症を起こして歩けなくなり、3日間~1週間は松葉杖か片足ケンケン生活になる。

理由は右足首から下に3ヶ所の剥離骨折を抱えているから。8年前は1ヶ所だったけど、昨日からまともに歩けないので整形外科でレントゲンを撮ったら3ヶ所に増えてやがった…(笑)

三段跳で日本一を目指していた高校からの9年間で捻挫を繰り返してきた結果、こうなった(笑)
全然後悔してないけどね。


普段の生活には問題なく、短距離走も出来るし、ウエイトトレーニングで高負荷も問題ない。今もスクワット230キロ、デッドリフト215キロ、ベンチプレスは130キロと現役時と変わらない筋力は維持している。(筋力維持しているのも実は大きな理由があるんだけどね(笑))
簡単に言えば瞬間的な動きには問題ない。

駄目なのは長時間の偏った負荷。
例えば磯歩き、硬い床に立ちっぱなしのフィッシングショーや受注会、ルアー製作マシンの立ちっぱなし作業、時化た船の上など。
アイシングとマッサージマシン、ロキソニンを欠かすと完全にアウト。
常にケアをしないと剥離骨折した部分が腫れて炎症を起こして歩けなくなるんです。
ヒラスズキの開発テストやロケは毎日体のケアを入念にしないと右足が腫れてしまうので大変なんです(笑)

今回は事務所の移転に伴い、4日間、硬い床で作業していたら爆弾スイッチオン(笑)ケアを怠った私がいけないのですが困った(笑)

あと2日くらいはまともに歩けないけど4日後には普通に戻るかな?

こんな状態でヒラスズキやるなんて普通の人間じゃないなんて先生には言われましたが・・・(笑)
確かに今のままハードスケジュールを続けた場合、20年先を考えたら足首がどうなってるかは分からない。まぁ普通に考えたら当然やらない方がいいでしょうね。

でも人間なんていつ死ぬか分からないからセーブして目標を見失うよりも今を全力で生きた方が絶対にいいと思うんだよね。ジャンプライズも40歳までは全力で突っ走る予定だけどその先は正直考えていない。
大きな理由として現段階でここまで進化した釣り業界で今後素材や製法が大きく進化しなければソルトルアー業界(ジャンプライズの本職部門に限るが)に先はないと感じているから。10年前はまだまだ開拓されていない分野やルアー案がたくさん浮かんだけど今はアングラーもルアーも進化しすぎてて、新案は7~8アイテムくらいしかない…。まぁサイズ展開すればアイテム数は増えるし、オフショア系の趣味部門とメタルジグは除いてだから実質8年くらいで終了(笑)

私は釣りに対する情熱と研究心は世界中の誰にも負けないと自分で勝手に思いこんでいるし(ここ重要)、毎日常に新しい設計案を模索しているけど、今のままでは40歳には全てを完結させてしまう事になる。
先述したようにその時に素材、製法、もしくは私の技術力のどれかが大きく変わらなければジャンプライズから新商品はその先出てこないと思う。もちろん努力はするけどどうなるか(笑)

稼ぎたいからやるわけじゃなくて、私やジャンプライズを信用してくれているユーザーさんの期待を裏切らないワクワクする新しいコンセプト商品を届けたい。
後は単純に自分自身がより魚を釣れるルアーを作って使いたいから会社やってるわけで、会社規模を大きくしないのはその基本コンセプトを守り抜く為。
私が心から好きな分野で本当に必要だと思う商品を開発する事に意味がある。

ヒラメ用のワーム作ってほしいという問い合わせがとても多いし作れば売れるのかもしれないけど今の私は作らない。
理由は私はワームを使わないしその釣りが単純に好きじゃないから魂の入った商品は作れないという理由。
ワームはワームの釣りをきちんと理解して普段からその釣りをしっかりやる人が作るべきなのだ。

私が作ったって当然中途半端な物しか出来ない。

きちんとケアすれば毎日磯に立てるし、船にも乗れる。
トレーニングも出来る。
先の安定ばかり考えてセーブなんかしてたら人生つまらないし、日本一、世界一現場主義なソルトルアーメーカー&開発者を目指すと公言した手前、右足の爆弾なんて気にしてられない(笑)
最悪本当にガタ来たら手術すりゃなんとかなる(笑)

 

そうそう、現役陸上選手を引退してるのになんで筋力トレーニングを欠かさないか?基礎体力はBIGファイトに欠かせないというのも大きな理由ですが、私腰の骨が折れたままなんです。

これも陸上時代の後遺症で腰椎分離症という物です。

 

折れた腰椎の周りを強靭な背筋、体幹筋力で覆う事によって筋肉が腰椎の一部となって普通に生活できます。

背筋が落ちてくると痛みも出てしまうのでトレーニングを継続しているのです。


せっかくの機会なので最後にまた余談。

最近出会う若い子って変態的な子が凄く少ないと感じるな。
私の若い時みたいな本当の変態に出会った試しがない。
その場では大きな目標を公言しても目標を実現する為の努力もしないし、中身も詰まってないし、挫折するとすぐ諦めてしまう。
時代が時代だからって見方もあるけど、人や情報に頼ってばかりで自ら考える力がない。
ゆとり世代とはよく言うけど、とても分かる。


うちの最年少スタッフ鈴木にも先日きつく話した。釣りに対してのセンスと情熱は本当に素晴らしい。だけど将来の目標やビジョンが明確にない。
玉砕覚悟の大きなチャレンジをしないで情報や人に対して安定を求めている感もまだ強い。

先人がやっている後や情報を追いかけても追い越せないし評価も薄くなるのは当然。もっともっと独創性を身に着けてほしい。
まず目標実現の為に何をするべきなのか?
こんな情報社会だからこそ、アナログに自分自身でもっともっとし挑戦、判断する力を身につけないといけない。
鈴木はこの部分が改善出来れば確実に次世代を担うアングラーになれる物を持っていると思っているし、期待をしているから説教した(笑)

私がいまだ若手なんて言われるけどもう32。
若手が育たなければソルトルアー業界の未来はない気がする。
ソルトの場合は新しいコンセプトを生み出す為に努力をして、何かをしっかり確立してコンセプトを打ち出せればすぐ上にあがれてしまう緩い世界。
釣りが上手いヤツなんてそこら中にゴロゴロいるわけで上手くても駄目。業界が本当に求めているのは上手いよりも独創性や研究心旺盛で新しいジャンルを確立出来るような変態アングラー(笑)
最近20代の若い子達から相談を多々受けるので書いてみました。
今までの常識を覆すような夢を探求するアングラーを目指してください。
物真似やパクリで自分を大きく見せても見破られます。
オリジナリティ溢れるアングラーになってくださいね。

 

 

さて、やっと本題です(笑)

 

 

10月2日にキャスティング市原16号店で開催される2016シーバスメーカー大展示会に参加致します。

 

この約3ヶ月間。とにかく開発に専念してきました。

 

開発中のオールウェイクシリーズのプロト含めて全て展示しますが、春の段階よりも全機種共に性能が向上しています。

 

11月末に発売予定のオールウェイク108モンスターバトルが目玉になりますが、既に発売された105マルチ含め、86フィネス~99モンスターバトルのプロトまで11機種を一挙展示します。

 

また来年発売のショア青物用ロッド、バックアッパーも各機種展示。この竿は本当に凄いですよ。

噂のロングレングスイカロッドも初展示(笑)

 

ルアーはぶっ飛び君95Sで去年に続きオリカラを2色作成しました。近日中にキャスティング市原16号店さんのブログで紹介されると思いますのでお楽しみに。

 

長いブログになりましたが、10月2日、キャスティング市原16号店でお会いしましょう。

その頃には普通に歩けているはずです。多分ね(笑)

 

 

 

 

 

 

オールウェイク108モンスターバトル!!

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お待たせいたしました。

オールウェイク108モンスターバトルの詳細発表です。

 

まずはスペックの紹介です。

 

10.8フィートで重さは200gちょうどです。

ある程度の無茶が出来る、このブランク設計で200gというのは非常に軽い思います。

また最後までバランスを追求した結果、持ち重りは0に等しいです。

変な表現ですがオールウェイク105マルチに毛が生えた程度の感覚です。

 

 

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表記適合ルアーウエイトは10~55gにしました。

チャタビー68やサーフェスウィング95Fのような外洋食わせ系ルアーをコントロール出来る繊細さを持ちながら、ララペン150F(50g程度)の誘い出しで中型青物まで狙える強靭さを一本にまとめた設計です。

適合PEラインは1.5~2号。リーダーはナイロン25~40ポンドまでOKです。慣れた方であれば50ポンドリーダーまでは許容範囲です。

 

 

 

 

 

 

肝心なガイドセッティングです。

オールウェイク105マルチは、トルザイトリング(25-16-10-7-6-6-6-6-6)のセッティングです。

108モンスターバトルは、トルザイトリング(25-16-10-7-7-7-7-7-7)。

先端部の5つを7mm径にしてあります。

これは108モンスターバトル真骨頂、PE1.5~2号にナイロン30~40ポンドリーダーを使用した際に気象条件に左右されずにストレスなくライン放出されるセッティングを追求した結果です。

 

 

オールウェイクに採用している構造は非常に折れにくい構造です。

ロッドは全て職人の手によって製作されているわけで当然一本一本僅かに個体差がありますが国内生産なのでバラツキはかなり少ないと思います。

私が使っているサンプル基準で考えればまず折れないと断言出来ますが、実際は発送時や店頭に並んでいる間に何かしらの原因で衝撃が与えられてカーボン繊維が傷んでいるケース、また製品不良が混じるケースも考えられます。

オールウェイク105マルチは発売から約5ヶ月が経ち、現段階で1000本以上が出荷されていますが、使用時に折れたのは1本だけです。

これも発送時のトラブルでカーボン繊維が傷んでいた可能性が高いと分析されました。

オールウェイクの構造が非常に折れにくいのは既に完全に証明されています。

 

しかし・・・。。。。

 

 

 

ガイド割れが10件も報告されています。

その全てがトルザイト6mm径のトップガイドです。

 

当然自社でトップガイド破損について色々検証しました。

検証内容と詳しい結果は悪影響を与えるおそれがある為に非公開にします。

基本的にはぶつけなければ破損はほとんど起きませんが仮にぶつけてしまった場合の検証結果です。

衝撃に対して強さを比較した場合、従来の7mmSICと現行の6mmトルザイトを比較した場合、7mmSICの方が遥かに強いです。

またスナップや溶接リングをトップガイドに強く巻き込みリングと金具が干渉してしまった場合、SICの方は耐えてもトルザイトは破損するケースがありました。

 

では何故、強度の劣るトルザイトを使用するのか?

トルザイトの方がSICよりもブランクス性能を高次元で維持出来る素晴らしい性能を持っているからです。

ブランクス性能に驚くほどに大きな差が生まれます。

開発側からしたらSIC並に衝撃に強いトルザイトが喉から手が出るほど欲しい所です。

 

トルザイトはSICより強いとか、同じくらいだとか各社言う事がバラバラで色々違います。

他社がどのようなテストをしているのか、またどこまで現場テストや強度検証実験をしてるのかは分かりませんが私の結論は衝撃に弱いです。

 

様々な衝撃テスト検証を徹底した結果、辿り着いた結論はトルザイトは性能は素晴らしいが、衝撃に対しては大きな注意を払う必要があるという事です。

現段階の判断としてはSICより衝撃強度が多少強度が劣っても

トルザイトを使って得られるメリットの方が大きいと考えています。

弊社のロッドに限らずトルザイトトップガイドのシーバスロッドを使用する際は従来以上にティップをぶつけないように注意してください。

 

 

 

 

 

オールウェイク108モンスターバトルは開発テストの一環としてオフショアの大型魚達とも真っ向勝負してブランク性能を磨いてきました。

ヒラマサにブリ。

キハダも獲りましたが、ブランクス構成が少し異なる強いタイプでのキャッチなので敢えてここでは触れません。

 

108モンスターバトルに採用した7mmのトルザイトトップガイドは6mmよりも全然強いです。破損は少なかったですがSIC8mmに比べると若干弱いです。

でも簡単に破損はしなかったのでそこそこ強いと思います。

ガイド性能がもたらしてくれるブランクスの一体感は言うまでもなく最高です。

 

長くなりましたので今回はここまで。

有効なシチュエーションなどの解説は次回にします。

 

気になる価格ですが・・・。。。

 

61000円(税抜)に最終決定いたしました。

 

オール国内生産、フルトルザイトリング仕様モデルとして考えるとここが限界値かと思います。

国内生産は製造原価はとても高くなりますが性能面は誰もが認める世界一のクオリティーです。安心感が違いますし、何より工場と深く意思疎通出来る事が一番の強みです。

 

続きは次回に。

 

 

 

 

 

 

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本日はキャスティング市原16号店さんでイベントです♪

お時間のある方は是非ご来店くださいね♪

 

 

さて。

 

 

使用していてとにかく面白い。

使えば使うほど用途の幅が広く、奥が深い。

実績も言うまでもなく申し分なし。

 

95mmの小さなミノーなのに同クラス最高レベルの飛距離を武器に向かい風の中でもストレスなく磯から投げられる。

 

接近戦で大きなミノーに反応が薄くても、流れに対して喧嘩せずに漂わすように使用する事で一人勝ちを堪能できる。

 

何より食わせの瞬間を明確にイメージ化できるのが最高!!

 

そんなルアーがサーフェスウィング95Fです。

 

 

 

 

房総半島、九州エリア、山陰エリアと転戦を繰り返してきた今年の春、何処に行っても大活躍してくれたサーフェスウィング95F。

 

外洋で使用する為に、全てを強化しました。

プラスチック強化ホログラムを採用し、塗装工程も見直しました。

フックもジャンプライズトレブルMMH#4を搭載。

 

使っていてワクワクするカラーを拘って考えてみました♪

 

 

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釣果には影響はないでしょうが、見た目の拘りと可愛らしさはアングラーをやる気にしてくれる。

最近マイブームのサバと飛魚をベースに新カラー作成してみました。

 

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小鯖ピンク。

小鯖グリーン。

 

見た目が最高♪

サバってシーバスゲームではあまり重要視されないし、業界関係者の話によると、人気がないから売れないらしい。柄が複雑だからマスキング代も当然高いからやりたがらない(笑)

 

でも春にサバっ子パターンに遭遇してから、ずっと欲しかった。

サバ模様が釣果に大きく直結する事はないと思うけど使ってて楽しい♪

ベリーはグロー&ラメと拘っていますよ~。

 

 

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小トビメッキ。

小トビチャート。

 

夏の間、小さな飛魚を偏食するキハダやワラサを見てきてどうしても欲しかったから作ってみました(笑)

ヒラスズキも飛魚食うんですよ~。

 

4年くらい前に持ち帰ったヒラスズキの腹から飛魚が出てきた事があります。

チャート&飛魚の組み合わせなんて普通じゃありえないんだけど、可愛くてメリハリがあるから発売します(笑)

使っていて絶対に楽しいもんね。

 

 

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ブルピンキャンディー。

人気と抜群の釣果が約束された超絶人気カラーです。

 

今更もう説明は必要ないですね(笑)

 

 

せっかく外洋SPモデルとして発売するので随分と拘ってみました。

発売は11月下旬予定。

受注は10月3日(月)から開始致します。オールウェイク108モンスターバトルも同時に開始致します。

 

サーフェスウィング95F外洋SPの価格ですが、ジャンプライズトレブルMMH#4を搭載しておりますが、今回に限り1920円のまま価格は変えずに販売致します。(本来であれば原価計算で200円アップになります。)

 

秋~春にかけての長いシーズン、サーフェスウィング95Fは間違いなく大活躍してくれるでしょう♪

 

 

 

新事務所完成♪&ウッド材に関する井上流雑学。

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外構はまだ終わっていませんが、新ジャンプライズ事務所が完成しました。

 

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既に新事務所に全てを移転し、業務再開しております。

当初引っ越し業者を頼む予定でしたが、仲間達が協力してくれてあっという間に終わりました。

 

前田夫妻、山田の親父、タワシ先輩、積田パパ&じゅん君、昌子の弟夫妻。

本当に助かりました。ありがとうm(_ _ )m

 

入り口には剥製達がずらりと並んでいます。

 

ヒラスズキ 101センチ10.91キロ

ヒラマサ 剥製実寸全長156センチ 50キロ

キハダ 剥製実寸160センチ  50キロ

真鯛 94センチ10キロオーバー

 

並べてみて思うのはヒラマサの迫力はとにかく別格です(笑)

胴回りの太さが異常なので同サイズのキハダよりも全然太い。

20キロ越えのヒラマサは国内外合わせて20本以上獲ってきたけど、マグロより太いヒラマサはコイツしか見た事ない。

こんなの死ぬまでにもう一本釣りたいですね。

 

 

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開発室が広くなったので様々な作業がとてもスムーズに進んでいます。

塗装ブースとホログラム転写マシンはこれから設置します。

 

11月中旬までには外構、開発専用プールも完成し全てが完成する予定です。

 

人数限定になるとは思いますが、年に数回、ジャンプライズ事務所内で定期的にルアーの開発工程、テスト工程等を公開するセミナーを開こうかと考えています。

 

一つのルアーを産みだすまでに私がどのような工程を辿り、どのような気持ちでルアーを製作しているか。

スケッチ、ハンドメイド作業、CAD設計、マシン削り出し作業、ルアーの溶着、ホログラム転写、塗装、スイミングテスト、金型データ作成に至るまで。

別に隠す事は何もないですし、興味を持ってもらえるのであればユーザー様に全て公開するのも面白いかと考えています。

 

 

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ポポペン95F、プチボンバー70Sと来年発売予定のNEWアイテムの開発が進む中、かれこれ二年以上試行錯誤してきたララペン125Fの開発も順調です。

 

このルアーのメインコンセプトはヒラスズキタックルで中型青物を狙う事!!

 

オールウェイク105マルチや108モンスターバトルのような曲がって勝負が可能な中弾性構造であれば、PE1.5号~2号を使用し、3キロのドラグ負荷をかけて中型青物と勝負する事が可能です。

当然アングラーの経験値に左右される部分も大きいですが、実際10キロくらいのヒラマサであれば制御も可能です。

 

当たり前の話ですが、ヒラスズキタックルバランスでフッキング率や貫通力を考えた場合、青物ロッドで使用されるようなSPXHやST66のような太軸フックは一切必要ありません。

物は試しで試してみましたが、やはりフッキングしないし、バレるし良い事が一つもない(笑)

ヒラスズキタックルで青物を狙うのであればジャンプライズトレブルMMH#3~RBH#3くらいのフック強度で十分です。

 

さて、少し踏み込んだマニアックな話をしましょう。

 

ダイビングペンシルはウッドとABSで良く比較されます。

実際ウッドプラグには優れた点も多くありますから以前は愛用していました。

じゃあウッド(木材)に対してABSや発泡は性能が劣るのか?

数年前ならともかく大きなプラグに関しては今の設計&開発技術では全く劣りません。

確かに比重の観点から考えてアクションと飛距離(単純に固定重心の場合、搭載ウエイトを増やせるから飛ぶだけですが)は出しやすいですが、弱点として個体差が出すぎるのと強度維持がかなり難しいです。

 

ジャンプライズの開発作業室では木材各種全て削れますから様々な材質を用いて検証をしましたよ。

そもそもウッドって表現って何?って話です。

ウッドといっても材質により比重が異なりますからウッドという表現自体がどうかと思います。例を挙げる比重が大きく異なるバルサ材(気乾比重約0.18)とアガチス材(木乾比重約0.55)を同じウッドと一括りにして表現する事自体がおかしいわけです。

ABSだから水絡みがどうだとか、ウッドだから浮き上がりがどうだとかそんなものは内部構造と比重調整、肉厚設定、アイ角度と水受け面の抗力の調整でどうにでも設定出来てしまう。

 

ABSの開発技術がここまで進化した今、度重なる実験で私が絶対に勝てないと思った素材はバルサ材だけです。

7センチ程度のプラグを作ろうものならバルサは史上最強の材質でしょう。レスポンスで勝てるわけがない。

でも強度が弱いから青物を狙うようなプラグにはまず使われない。

もちろん一概に言えませんが分かりやすく考えるのであれば気乾比重が低い=アクションは出やすい=木材中に含まれる空気量が多くなる為、強度的に弱いと考えて良いかと思います。

上記の通り、気乾比重0.18のバルサ材は強度は弱いもののルアーアクションを引き出す事に関しては無敵素材です。

では気乾比重0.55のアガチス材だったらどうでしょう?

例えば硬質発砲材で発砲密度を0.6に調整すればアガチス材と同じようなアクションが出せてしまうわけです。

ABSの内部の密度等をしっかり調整して、その素材に近い比重を持たせてあげるような設計をすればABSでも木材同等、もしくは限りなく近いアクションは出せてしまうわけです。
 

弊社の開発室で先日実験を行ない、バルサや発砲(密度の異なる2タイプ)、気乾比重0.6程度の木材、ABSの5つの材質を用いて全く同じCADデータでララペン125Fを作成しました。

結果やはりバルサ材の圧倒的レスポンスには完敗しましたが他の3つの素材とは同じ領域のレスポンスまで出す事が出来ました

これは開発環境が整い、自らの目でしっかりと実験&検証したから言える事ですね。自社開発でないとここまで踏み込めません。

 

なので強度、耐久性、調整次第でいくらでもアクション調整が可能なABS材が私の中ではトータル的に一番優れた素材だという認識です。

 

私は素材や構造について実験や検証もしないで適当な事を決めつけて言う人が嫌いです。そうなりたくないから毎回しっかりと検証を繰り返します。

 

本題に戻りましょう。

ララペン125Fはショアから使う事を強く意識しています。

その為、過酷な環境を想定して耐久性、強度重視の設計が必須となります。

その中で機敏なアクションを生み出し浮力を確保する事が求められるわけです。

125mmというサイズの中に1.2mmSUS304硬質ステンレスワイヤー、内部肉厚を安全基準値の2mmに設定した場合、内部の残+比重(簡単に言えば残浮力)は少なくなり、その中でどのように重心配置をして、どれくらいの成型ウエイトを乗せる事が可能なのか?

ここら辺は比重の低い木材を使えば簡単にアクションは出せるけど、ABSでいかに木材の領域に迫れるかが設計力の見せどころになるわけです。

 

難しい話になりましたが、結果、テスト釣行でも実績抜群の素晴らしいサンプルが完成していますので、もう少しテストを繰り返して来年の発売を予定しています。

 

 

ララペン125F♪こちらもお楽しみに♪

 

 

 

 

 

 

 

物凄く順調に進んでます♪

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11月下旬発売予定のオールウェイク108モンスターバトル。

本当に多くの受注とお問い合わせありがとうございます。

 

日本全国の様々なフィールドを飛び回り、外洋の様々な地形を経験していく中で、喉から手が出る程欲しかったコンセプトを実現したのがオールウェイク108モンスターバトルです。

 

ヒラスズキや磯マルを狙いながら外道に真鯛や10キロ級のブリまでを見据えるのであればオールウェイク105マルチで十分です。

 

しかし、その一つ上の領域として、ヒラスズキや磯マルを狙う軽快なレスポンスを100%維持したまま、青物が沸いたら外道ではなく本命としてしっかり狙って勝負出来るロッド性能が欲しかった。10キロ級のヒラマサにも勝負を挑める性能が欲しかったわけです。

 

ブリや真鯛であれば10キロを越えるような大型でも魚の動向をしっかりと伺いながら勝負すれば1.5号を使用したヒラスズキタックルで互角に勝負出来る。難しいのは魚の制御ではなく、魚の重量から来るランディング時です。

対してヒラマサは5キロを越えた辺りから難しくなり、7~8キロサイズになると極端に獲れなくなる。引きの質が大きく異なり制御する事が難しいからです。

 

開発中のバックアッパーのように最初から青物だけを意識したロッドも重要なのですが、ヒラスズキタックルだから食ってくる青物が本当に多く存在します。

オフショアのカツオゲームが良い例でPE3号タックルからPE1号タックルに変えると大袈裟ではなく、当たりが5倍にも10倍にもなります。

カツオほど極端な差は出ませんが、青物にも同じ事が言えます。

 

オールウェイク108モンスターバトルは強いですが、200gと軽いですし操作性も抜群です。

しっかり曲がって、3.5~4キロのドラグまで絞り込める設計です。

チャタビー68やサーフェスウィング95Fのような食わせ系プラグを違和感なく使用する事が出来、負荷を大きく掛けなくてもパワーを残しながら全体で曲がり込む為ヒラスズキの中型もバレにくい。

それでいてララペン150や125(開発中)を使用し、青物にも挑める。私の中でずっと実現させたかった性能です。

 

もう一つ大きな特徴としては遠投性能が非常に優れている事。

サーフからのフラットゲームでかっ飛び棒130BRやメタルジグメインに使用するロッドとしても最適な設計だと思います。

 

文章では説明できないくらい細かい部分に拘ったロッドですので動画を作成し、今月中にアップしようと思います。

 

 

 

 

 

さて、キハダへの気持ちも一段落し、先月末からもっぱら開発室にひきこもっています。

 

食事以外はずっと開発室。

寝るのもチャタと一緒に開発室。

寝ている時もマシン3台フル稼働しているのでうるさいです(笑)

 

睡眠は毎日4時間。ボウリングにも釣りにも行かずに今はとにかく開発に熱中してます(笑)

 

 

 

 

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そうそう。水面というキーワードで今、最高に面白い設計のルアー開発中です。

 

開発コードネームはピョコタン!!

 

サイズも85mm.100mm.125mmと3サイズ全てにおいてアクション出しに成功しました。

弱ったカタクチを先日ずっと眺めていて思いついた新コンセプト。

このコンセプトはマジでやばい(笑)

 

どのくらいやばいかと言うと私が10日間もボウリングに行かないで設計に没頭するくらいやばいです(笑)

 

 

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まだ見せないよ~ん(笑)

狙いのコンセプトと性能からして万能なルアーにはならないのですが、魚が上を意識していたら河川~磯まで死角はないって感じのルアーです。

ここに辿り着くまで10日間で作成したサンプルは43本!!

試行錯誤してやっとアクション&設計基盤が出来た時の嬉しさは何回経験しても最高です。

 

秋のテストが今から楽しみすぎる!!

 

 

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テストと言えば秋のショアジギングテストに向けてメタルジグも作成しました。

 

メタルジグの試作はABSに比べたらめちゃめちゃ簡単。

マシンで耐熱素材のフェノール樹脂(ベークライト)を削り、そこに鉛を流し込む。

 

CAD上でジグの重量も0.1g単位で重さの設定が可能です。実際は鉛の純度で1~2gの誤差が出ますが、アクションは一切変わらない。

今回は秋に向けて厚みや長さ、水受け面等、タイプ別に様々な試作をし、60gで90本、80gで90本、合計180本のサンプルを作成しました。
 

船とショアでは求められるものが全然違う。

投げる距離、力の入力角度、風も一定ではない。

あと変形しにくい事。

そこら辺を意識して作ってみました(^∇^)

 

開発に没頭する毎日がまだまだ続きますグラサン

 

 

 

 

久しぶりのフィールドテスト♪

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連日CAD三昧で目が疲れる・・・。

マシンフル稼働でABS削りすぎて粉末吸い過ぎてなんか痒いし体調悪い・・・。

試作ルアーを溶着しすぎて頭が変になる・・・(笑)

 

 

よし、気分転換に釣りに行こう♪

開発に専念してたから実に二週間ぶりの釣り♪

 

 

 

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秋に向けて微調整を繰り返して、かな~り良い感じで最終段階まで来ているプチボンバー70S。

金型も完成し、もう既に90%以上理想の状態に仕上がっているけど、成型ウエイトの微調整で一番釣れる設定に持っていく残り10%の作業が非常に深く、また楽しい。

発売は2017年秋を目標にしているので、最高の性能目指してゆっくり現場テストを繰り返して実績を積み重ねながら調整を繰り返していこうと思う。

 

そんなプチボンバー70Sを持ってシーバス釣りに行ってきた♪

 

 

 

プチボンバー70S、フルキャストからの風を少し利用したドリフトでまぁまぁサイズが2連発。

この日はベタ凪ほぼ無風で月明りも全開。ベイトも見えなかったのでシーバスの食い気も上がるはずがなく条件的にはシビア。

時期的に少し時化ればバタバタと当たりそうな物だけど、当日の状況を考えれば拾い釣りするしかない雰囲気。

2本ともヒットしたポイントは約65~70m先のラインなのだが、70mmのシルエットでは規格外とも言える70mラインの遠距離を軽快にアクション出来るからこそ、獲れたシーバスだと私は思う。

 

 

場所を移動するとこの場所には水面に9センチくらいのトウゴロウが数匹確認出来た。

ここでもプチボンバー70Sを先発で投げるが当たらず。

トウゴロウのシルエットがサーフェスウィング95Fと完全に一致していたので水色と月明りを考えてクリアー系を投げたら、一投目から反応。

 

 

 

やっぱり頭を柔軟にして、その場その場に対応していかなければ駄目だと考えさせられた一匹。

状況的に考えたらどう考えてもプチボンバー70Sがマッチする条件だと思ったけど、帰ってきた答えは違った。

決めつけは駄目(笑)完全にマッチザベイトってやつだね(笑)

この後、サーフェスウィング95Fシースルーイエローで同じくらいのシーバスを一匹追加。

 

 

サーフェスウィング95Fで反応も途切れたからプチボンバー70Sに再び変えて、攻めるラインを沖ではなく、敢えて斜め横に投げて、浅くなっているブレイクの上を長く引くイメージでスローに攻めてみると魚が反応。

変な引き・・・っていうか確実にマゴチの引き確定(笑)

 

 

結構デカイ(笑)

60センチ級のBIGマゴチさん降臨。

プチボンバーで初マゴチ♪

お持ち帰り決定♪

 

 

 

 

今回、少しブランク構成とガイド設定を変えたオールウェイク92フィネスを使用したけど、ブランク的には申し分ないほど最高に使いやすい。今回もバラシは0。

ただガイド設定が難しい。

PE0.8~1号を使用する事を前提に上の4つのガイドをトルザイトの5.5から5にしてみたけど、小口径にする事でレスポンスこそ上がる物の、キャストの初速を高めるとガイド叩きが多発する。

このガイド叩きがラインを痛める事と、完全に飛距離の低下に繋がっているのは一目瞭然。

 

86フィネスと92フィネスはやっぱり5.5で調整するのがベストかな。

こちらも開発をガンガン進めていく予定です♪

 

 

 

イベント告知と、とても深い雑学♪

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開発三昧の毎日。

めちゃめちゃ充実しています。

 

開発環境をもっともっと快適に、スムーズにする為に来月NEWマシンを一台導入します。

で、更に年末にもう一台導入する予定で全部で切削マシンを五台に増やす計画です。

 

わくわく(笑)

 

開発の効率化はルアー性能を引き出す事にも直結しますから今までより更に高みを目指せるような気がします(^O^)

 

 

そうそう。

深く面白い質問が二件も立て続けに来たので、また少し井上講座を。

 

 

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『ジャンプライズはウッドでモックサンプルを製作しないんですか?』

 

私はしません。私は頭の中で思い描いたルアーを三次元でイメージ化する事が得意で、それをCADで直接図面として製作する事が出来るからモックサンプルを作る必要性がありません。

CADデータを切削マシンで削り出します。ABS樹脂ブロックを精密に削り出し、製品版に限りなく近いサンプルを製作します。正確に削るには計算された技術が必要です。

そして現場でテスト。駄目なら理由を分析し、修正を繰り返していきます。

 

例えばバルサでモックサンプルを作ったとします。

ABSとバルサでは比重の問題から絶対に同じアクションにはなりません。仮に同じアクションを求めるのであれば形状から変えていかないとまず不可能です。

最初からABSを削り出せば製品版と誤差は限りなく少なくて済みますからとても現実的に開発を進める事ができます。

 

 

『マシンで削り出したプロトモデルと金型の製品版ではアクションが必ず変わるようですがジャンプライズはどのように調整しているんですか?』

 

 

非常に現実的な質問です。

結論から言うと普通に試作していたら当然変わります(笑)

それも結構大きく変わります。

 

 

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私が内部構造を作っているソフトは素材ごとに質量換算をしてくれる優秀なソフト。

材料をABSに設定すればデータの質量をABSの比重で正確に計算します。

そして金型から射出成型されたブランクもほぼデータ通りに完成してきます。

 

対して試作モデルは無垢のABSブロックをマシンで削っていきます。

マシンのZ原点が限りなく正確に取れていたとしても使用するエンドミル、ボールエンドミルの径で仕上がり重量は大きく変わります。

例えば仕上げ工程にボールエンドミルの1Rを使用するのか0.5Rを使用するのかで差が出てきます。

しかしどんな細かいエンドミルで調整して正確に仕上げたとしてもエンドミルが入り込めない部分の削り残しが必ず出てしまい、その部分がプラス重量となる。なので金型から射出成型されたブランクよりも必ず重く仕上がります。

 

重く仕上がるという事はその分当然レスポンスが落ちるわけで、この削り出しブランクのアクションを基盤としてしまい金型を起こすと危険です。必ずと言っていいほどアクションが大きくなる傾向にあります。

 

ではジャンプライズはどのようにマシン試作品と金型製品版のアクションの誤差をなくしているか。

 

簡単に言えば試作モデルは省きの方向に持っていきます。

 

例えば製品版のボディー肉厚が1.5mmだったら1.4mmや1.38mmなど薄くする方向に持っていく。

製品版ではリブをつけても試作モデルではつけない。

他にも色々とあります。

 

ボディー内部の中空部分と重量を限りなく金型ブランクの質量換算データと同じレベルになるように調整し、プロトを作れば誤差は限りなくなくせるわけです。

 

こうすると製品版に限りなく近いサンプルが出来るわけです。

年間数百~千本と尋常ではないレベルで試作を繰り返しているわけですから、マシンの試作工程とプログラムでどれくらい省きの方向に持っていけば良いのか?またどのくらいの重量誤差が出るのかは測らなくても分かるようになってきます。

ここは経験です。

誰に教わったわけでもなく、独自で研究した結果です。

おそらくこんなやり方をしているのは業界で私だけではないかと思います。

 

かなり難しい話ですが、興味がある方には実に深い内容だと思いますので参考までに。

 

なんでこんな質問が連チャンで来たのか今さっき判明(笑)

成型屋の凄腕アングラーKさんが深いブログ書いたからだ(笑)

 

 

 

さて、大きなイベントがあります。

 

 

 

10月23日にキャスティング品川シーサイド店にて毎年恒例のシーバスフェスタ2016が開催されます。

 

今回はブースにお越しくださったお客様への商品説明に専念したい為、トークショーは辞退させて頂きました。

ブースでお客様一人一人と深~くお話させて頂きたいと思います(^O^)

 

 

 

 

そしてついに実現です。

タカミヤ×ジャンプライズ。

 

記念すべき初のイベントは10月30日、ポイント鹿児島谷山店さんにお邪魔させて頂きます。

 

かっ飛び棒130BR、ぶっ飛び君95Sのポイント実績のオリカラ5色の奮発販売。

製品版、プロトロッド全展示。

剥製も展示。

 

50キロのヒラマサ、ヒラスズキの世界記録の迫力を実際に持って体感してもらえるように展示しますので是非ご来店ください。

 

鹿児島の皆さんに私の釣りに対する情熱を知ってもらえるように(笑)、また少しでも参考にして頂けるように全力で頑張りますので是非ご来店ください♪

 

宜しくお願い致します♪

 

 

イベントと動画撮影~♪

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明日はキャスティング品川シーサイド店にてシーバスフェスタ2016が開催されます。

 

開発中のロッドと2017年に発売予定のNEWアイテム達を全展示致しますのでご興味のある方は是非お越しください(^O^)

 

 

 

 

そして翌週の10月30日はポイント鹿児島谷山店にお邪魔させて頂きます。

 

鹿児島は過去数回お邪魔させて頂きました。

甑島ヒラスズキ、種子島ヒラスズキ、川内川シーバス、トカラ列島ショアGTなど。

どのフィールドも本当に素晴らしかったです(^O^)

鹿児島大好きです♪

 

鹿児島のアングラーさんとお話出来るのが今からとても楽しみです(^O^)

今回イベント後は鹿児島を一人でフラフラ探索してみようと考えています。

 

 

 

先日久しぶりに動画撮影がありました。

 

 

 

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まずは発売まであと一ヶ月と迫ってきたオールウェイク108モンスターバトルの詳しい解説動画撮影。

文面では伝わりにくい部分を動画にして分かりやすく説明させて頂きました。

 

もう一本はルアー開発動画。

私がプロトルアーを開発するまでの一部始終を撮影。CAD,マシン操作、サンプルルアーの溶着に至るまでジャンプライズ開発法を全てを公開します。

2016年秋から2017年冬までの一年間の間に発売する予定の全NEWアイテムの解説も撮りました。

 

要望が非常に多いヒラメ用のメタルジグですが沈黙を破り、動画でついに初公開します。

ただし、まだ詳細は公開出来ません。

 

今まで何故スイミングメタルジグを発売しなかったか?

スイミングメタルジグはプラグに比べて差が非常に出にくい分野です。

材質が鉛であった場合、求められる限界質量や薄さが決まってしまっているわけですから当然の話です。

ちなみにジャンプライズは現段階ではタングステンの成型ウエイトを使用していません。

理由は細かく試作調整する事が不可能な材質だからです。(この辺の雑学はまた今度(笑))

 

ジャンプライズで開発中のメタルジグも形状だけ見ると一件普通のジグに見えます。

しかし・・・大きく違います。

何が違うかは今は極秘です。情報漏れが怖いからテスター達にも妻にさえも言ってません。

この、ある要素と構造が釣果を本当に大きく左右します。

実験と検証を繰り返し、有効性は既に実証済みです。

 

この新発想メタルジグは2017年年内を考えています。

 

 

動画公開は今月末~来月頭を予定しています(^O^)

お楽しみに♪

 

 

井上流、切削開発テクノロジー♪

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新社屋のお祝いのお花を頂きました(^∇^)

 

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いつもお世話になっている双進(RBB)様。

大好きなウェアメーカーです♪

 

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ジャンプライズルアーを使い続け、素晴らしい釣果でいつも私に刺激を与え続けてくれるHRF、HRF乙女の皆様。

いつも本当にありがとう(^∇^)

 

 

10月30日のポイント鹿児島谷山店のイベントから九州イベントが連続します♪

 

11月6日はキャスティング福岡店にて。

11月13日はポイント長崎時津店にて。

 

三週続けての九州イベント(^∇^)

 

イベントで皆様にお会い出来るのも楽しみだし、その間、二週間九州に滞在するので各地飛び回り毎日テスト釣行予定。

今から楽しみです。

 

ここから春まではテスト三昧。

釣り7、開発3くらいの割合で現場での実釣を通し試作ルアー達の開発完成度を高めていきます。

 

 

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今現在巨大ルアーテスト開発専用プールの工事作業中です。

ろ過装置を付け、どのような天候でも一年365日スイムテストが可能になります。

潜って横方向や下方向からのアクションを常にチェック、動画撮影も出来るようになる為、開発作業が大きく効率化し、また進歩すると思います。

 

 

さて、本日はマシンを使用した削り出し作業についてのうんちく♪

 

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世間では3Dプリンターが注目されていますが、現段階ではルアー製作には向きません。

理由としては外観を作って見るだけなら3Dプリンターでも良いのですが、実際現場で使用するとなると強度が全然足りない。

また積層にして構築していくので、実際のABSとは比重も異なるのでアクションも参考になりません。

 

切削マシンで上記のように無垢のABSブロックを削り出していく方法が一番ベストなのは間違いないです。

 

 

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開発室に山積みになっている、このABSブロックですが、様々な種類があります。

まずはサイズ。

XY方向の大きさ、Z方向の厚みの異なるブロックを切削するサンプルのサイズと削り出しデータに応じて使い分けます。

 

上の画像のように透明度や色が違いますが基本的に比重は全て1.04ですから完成形のアクションは変わりません。

 

しかし硬度レベルが異なってくるのでここが重要です。

 

 

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私のABSブロック収納箱です。

この中にサイズ、材質別に数十万円分のABSブロックが収納されています。

 

ルアーに使用されるABSとはアクリルニトリル、ブタジエン、スチレンから構成される三元共重合体です。

この中に含まれるブタジエンという材質が耐衝撃性(ゴムのような特性)を決定し、ブタジエン含有比率でABSの表面硬度が決まります。

削りやすさが異なる為、求められるルアー強度と削る為のプログラムによってブロックの硬度を決定し、使い分ける事が重要なのです。

 

 

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マシンの切削は切削速度、スピンドル回転数、切り込み量など様々な要素を決定してから切削に入ります。

CAMが定める推奨安全基準値通りに削るメーカーがほとんどでしょうが、それは時間の無駄です。

例えばローランド製の付属CAMだとボールエンドミル1Rの仕上げ工程のCAM推奨値は切削速度で700mm/minですが、実際は2200mm/minまで全然OKです。

3倍の速度で削っても精度を維持しながらサンプル製作が可能な訳です。

 

要は推奨基準値に頼らずに各エンドミルが精度高く機能でき、エンドミルの消耗が激しくならない範囲で切削速度と切り込み量の関係を分析する必要があるのです。

 

これが出来ないとサンプル作成が遅くなり、球数が作れませんから効率が悪いです。

 

 

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アクションを出すまでの段階の試作工程は1Rまでの工程で組みますが、アクションが煮詰まり、金型を意識し出したらCADデータもより深く構成し、1Rの後に更に0.5Rのエンドミルまで入れ込み、切り込み量や切削速度も更に調整していきます。

 

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販売予定はないですが、ロウディーの食わせ性能を持ちながらサーフェスウィング以上の飛距離を併せ持つシャローランナー。

スモールベイトの切り札として製作したララペン105の削り出しサンプル。

 

どちらも過去素晴らしい実績を残してくれたサンプルですが、何かに特化しているわけではなく、ただ優秀なだけで面白みがないので、今一つ気持ちが乗らなくて金型に移さなかったルアー達。

ジャンプライズ切削テクノロジーは金型と判断出来ないレベルまで再現が可能です。

 

切削工程とCADデータ構成を本質から工夫すれば、プロトと金型ではアクションが大きく異なると言われ続けてきた従来の悩みや問題点は解決されます。

 

 

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昨日今日の2日間でマシンフル稼働で切削サンプルを25パターン以上組みました。

 

削り出しサンプルは高価で貴重だから現場で思い切ってテスト出来ないと良く言われますがジャンプライズはそんな事がないです。

私の努力=球数(笑)

 

開発テストに出向く際は微調整した削り出しサンプルを50本でも60本でも製作して現場でぶっ壊れるまで使い倒します。

 

ぶっ飛び君にしろ、かっ飛び棒にしろ、全てのルアーがここまでの段階を踏んで精密に完成されたアイテム達ですから全てにおいてオンリーワンの性能を持ち合わせているのは当然だと言えます。

物真似では生み出せない世界があります。

 

 

連日作業に徹したこの3週間で作成したプロトルアーはなんと延べ213本!!(笑)

 

これを持って11月から日本全国で有効性を検証して、改良を繰り返し更なる高性能ルアーを目指します♪

 

 

 

 


旅立ちます♪

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明日10月30日は、ポイント鹿児島谷山店様にてジャンプライズイベントが開催されます♪

お時間のある方は是非ご来店ください(^∇^)

 

本日鹿児島に向けて出発致します。

準備万端♪

 

当日はジャンプライズスタッフの鈴木アホ幸君も手伝いで参戦する事になりました。

皆様よろしくお願い致します♪

 

その後は11月6日にキャスティング福岡店様にて半日店長イベントを。

翌週11月13日はポイント長崎時津店様にてトークライブイベントを開催致します。

 

 

 

釣りを封印し、開発業務に専念した10月。

マジで頑張りました(笑)

 

 

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200本以上作成したプロトの中から優秀で将来性のあるルアーを50本程厳選。

11月から現場で徹底的にテストを繰り返していきます。

 

とりあえず二週間は九州エリアをブラブラするので、そこで明確な答えを出して、千葉に戻ってから修正作業を行なう予定です。

 

この一ヶ月、ほとんど釣りをしなかったからストレス全開(笑)

11月からは釣りを心から楽しみながら、現場で開発を煮詰めていきま~す(^∇^)

 

帰ったら開発テスト専用プールも完成しているし、NEWマシンの導入もあるのでこちらも楽しみです♪

 

 

テスト釣行→イベント♪

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日曜日にポイント鹿児島谷山店様で開催されたイベントは熱心なお客様にご来店頂き、最初から最後まで非常に盛り上がりました(^∇^)

 

ご来店いただきました皆様、ありがとうございました♪

 

 

その後はアホの鈴木君と北上しながらテスト釣行を続けていますが・・・。

難しい状況が続き、当初思い描いていたようにバタバタとは釣れてくれませんガーン

 

 

 

 

 

ヒラマサとヒラスズキは適度に釣れてくれていますが、爆釣にはなりません(笑)

徘徊しているエリアがどうも不調っぽい。

 

 

 

 

今週の日曜日、11月6日はキャスティング福岡店様にてジャンプライズイベントが開催されます(^∇^)

お時間のある方は是非ご来店ください♪

 

宜しくお願い致します♪

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒラスズキ水面ボッコボコ~(^∇^)

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確認したい事がとにかくたくさんあったので、この時の二日間は狙いを完全に絞ってのテスト釣行。

 

 

 

まずはポポペン95Fの製品版の細かい最終テスト作業。

 

ポポペン95Fは外洋で戦い抜く為に必要十分な肉厚設定から生まれるボディー強度と貫通ワイヤーシステムを採用。

フックもジャンプライズトレブルMMH#3まで背負える現場意識なセッティング。

食わせのサイズでありながらも荒天化でも勝負できる素晴らしい飛距離も武器。

 

性能面でも誰でも使いこなせる超優秀型のドッグウォーク系ではありますが、ショートピッチのダイビングも得意とし、誘い出しも可能です。

また従来のシーバス用トップウォータープラグでは、ほとんど意識されてこなかったであろう部分を強く意識し、その部分を性能として強調してあります。

この部分はまた後日。この部分が外洋では凄い武器になるんです。

 

 

 

また金型を起こしたプチボンバー70も本格的に実戦に投入。

 

削り出しプロトでは既に実績十分ですが、金型版を磯に持ち込むのは今回の釣行からです。

 

早速小さなキビナゴ追いのヒラマサがプチボンバー70を猛追し水面爆発。好感触を得ました(笑)

 

発売は約1年後くらいを考えています。

そこまでにゆっくりと現場で微調整を繰り返しながら最高のバランスを追及出来ればと思っています。

 

 

 

 

 

 

この日はヒラスズキをメインにトップでしか攻略できないようなドシャローに狙いを絞って釣りをしました。

水深は50cmから深くて1m未満。

おそらく10人いたら9人は素通りしてしまうようなシチュエーションです。

 

そんな場所にもヒラスズキはたくさん潜んでおり、うまく潮変わりのタイミングを噛み合わせた事でポポペン95Fに私もびっくり・・・なんと30発以上の水面爆発。

ただ乗りは悪く、結局キャッチは10本だけでした。

 

サイズは最大70センチくらいで後は50~65センチくらいまでのヒラフッコ中心でしたが十分に楽しめました♪

 

この海域周辺のヒラスズキの状況が例年に比べ不調だと聞いていました。

確かに普通の釣り方ではポツポツしか食いませんでした。

そんな状況の中で、ポポペン95Fの爆発劇は凄まじい物がありました。

 

 

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この結果に一番驚いていたのは鈴木。

ポポペン95Fの使い方のキモをレクチャーしてあげたら連発してました。

 

『トップウォーターがヒラスズキにここまで有効だなんて初めて知りました。ポポペン95Fまじやばいっす。』

って興奮して連呼してました(笑)

 

ポポペンに過剰反応するヒラスズキに、プチボンバー70投げたら完全無視・・・。

サーフェスウィング95Fまでも無視・・・。

 

この日のこの状況は水面じゃないと口を使ってくれないパターンでしたね。

 

 

 

 

その後はちょい場所を変えてイサキ釣り♪

実は前日にイサキの巣窟を発見していたのである(笑)

なんと40センチ越えのBIGイサキが連発。

 

プチボンバー70、チャタビー85、ロウディー130Fをローテーションして次々にキャッチ(^∇^)

 

釣った分は全キープ(笑)

 

旬とされている梅雨のイサキよりも美味かったです。

サイズが大きいからかな?

刺身、塩焼き、煮付け・・・最高でした(笑)

 

発売直前のオールウェイク108モンスターバトルもばっちり最終確認テストになりましたし、ルアーの開発も進みました(^∇^)

 

とても良いテストになりました♪

 

 

 

さて、今週末もずっと楽しみにしていたイベントが開催されます♪

 

 

 

 

11月13日、ポイント長崎時津店様にてお待ちしています♪

 

楽しみ~(^∇^)

 

 

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ヒラマサ水面ボッカボカ~♪

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11月6日にキャスティング福岡店様にて開催されたジャンプライズ半日店長企画にお越しくださった皆様、ありがとうございました。

 

多くの方と熱いお話が出来て最初から最後までとても楽しかったです(^∇^)

 

 

 

 

 

さて、ショアからのヒラマサテスト釣行♪

 

ロッドのポテンシャルを確認する為に敢えて起伏の激しい難しい磯を中心に選択して、ララペン150Fと165Fを使用した誘い出しメインでプランニングしました。

 

浅い所は1m、深い所で8mと起伏が激しく、ヒラマサを掛ける位置、取り込む位置を一歩間違えると獲れないような場所もありました。

 

 

 

 

持ち運びは不便だけど、ショア青物キャスティングロッドとして開発中のバックアッパーⅢとⅣは9.8フィートながらグリップ着脱式を採用。

 

様々な実験をしてみましたが、2ピース設計になるとグリップ着脱式と同じようなブランク構成で組んだ場合でも当社比で20%~の強度ダウンは避けられませんでした。

 

磯からの青物ゲームはオフショアに比べ、更にロッドにかかる負担は当然大きくなってきます。

本当に求めるべき物は持ち運びの便利さではなく、強度と安心感だと私は考えます。

 

仕舞寸法が230センチくらいになるので確かに車に積んだら邪魔になる。

山越えする際ももちろん邪魔になる。

それは避けられない。

 

しかし、抜き上げやズリ上げが必須となるロックショア青物ゲームにおいての強度と安心感は、便利さを捨ててでも一番重要視しなければいけない項目だと私は強く思う。

 

だから性能だけを突き詰め、便利さは捨てた。

万人受けしないのはもちろん最初から分かっている。

でも私と同じようにこのグリップ着脱式だからこそ可能なパフォーマンスを必要としているコアなアングラーは絶対にいるはず。

 

 

 

 

PE3号対応のバックアッパー98Ⅲでも7キロくらいのヒラマサであれば抜き上げが可能である。もちろん可能であるならばズリ上げを選択すべきであるが、ズリ上げすら不可能な難しい地形もある。

 

一人でギャフを掛ける余裕なんてそうそうないから、最初からある程度のサイズも抜きあげる事を想定したブランク設計が求められる。

 

 

 

この釣行時、バックアッパーが限界まで絞り込まれるような、でっかいヒラマサは釣れませんでしたが3キロ~最大6キロまでの元気の良いヒラマサがララペン150F&165Fに頻繁にアタックしてくれました♪

 

 

 

3キロ~4キロのヒラマサがメイン。

その中に5~6キロサイズがたまに混じる感じ。

 

ララペン150Fと165Fの使用方法ですが、水面から飛び出さないように優しく水を絡ませながら小さく一定のリズムで誘い続ける事がコツ。

強くガンガン引くのはNGです。

 

ララペンは潜らせてグリグリ誘うタイプではなく、水面からあまり潜らせないように優しく誘って食わせる事を重視したペンシルです。

水面の壁を使いながら、優しく水を絡ませて小さく誘うイメージで使用する事が釣果に結びつきます(^∇^)

 

荒れている時やエサが大きい時は移動幅が大きい潜るタイプも有効だと感じますが、シビアな状況ほどララペンの優しく水面の壁を使った攻略が有効だと感じます。

 

 

 

 

 

 

せっかくメタルジグも試作したので水深が深いエリアを選択し、ジギングも試してみました♪

 

 

 

 

 

水深20mの流れが速い中を80gのスリムロングをメインに使用しました。

 

そして狙い通りに3~4キロサイズがポツポツとヒット♪

 

このジグめちゃめちゃ釣れるぞ(笑)

 

結果、トップとジグでヒラマサ7本キャッチ(^∇^)

 

良いテストになりました♪

 

 

 

 

 

 

今週末13日はポイント長崎時津店様にてジャンプライズイベントです♪

 

かっ飛び棒130BR、ぶっ飛び君95Sの2機種にポイント時津店スタッフ考案の現場型オリジナルカラーが5色ずつ販売です。(先日の鹿児島谷山店様と共通カラーです。)

 

もちろんイベント優先販売にはなりますが、昨年末に製作したポイント×ジャンプライズに続く第二弾といった形だと思っていただければと思います。

 

 

 

 

かっ飛び棒130BRに関しては初のオリカラと言う事もあり、お問い合わせが非常に増えてきている状態です。

イベントに参加して頂いたお客様優先ではありますが、イベントに来られなかったお客様も後日購入出来るだけの数量を製作していますので、この点に関してはどのように販売されるか後日発表があるかと思います。

 

お時間のある方は13日、ポイント長崎時津店に是非ご来店ください♪

 

 

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